我が社の環境事業部の仕事の一つに土壌汚染対策事業という
仕事があります。汚染された土壌の調査や浄化修復をする
のがその仕事・・・・・と単純に思われてる方も多いかと思います
が、実際は完全にコンサルティング業務だと私は考えて
おります。
汚染の有無によってその土地の資産価値が大きく左右される
ため、売り主さん、買い主さん」、そして仲介業者さん達に
さまざまな影響を及ぼすのです。この三者全てに共通して
いることは、どのようにして自分達のリスクを低減し、回避
していくかということです。そしてそれらの解決策を
ベストチョイスとして提案できるコンサルティング能力を
問われるのがこの仕事なのです。
売り主さんとしては、汚染発覚による資産価値の減少。
買い主さんとしては、汚染発覚による事業計画の変更。
仲介業者さんとしては、土壌汚染調査結果の重要事項
説明責任を問われる。
など、これらはほんのごく一例ですが、汚染発覚による
様々なリスクが土地の売買に絡んでいます。
最近汚染隠ぺいが発覚して社会問題になって責任を
問われる企業のニュースが流れているので皆さま方も
聞いたことがあると思いますが、そういった事態を招かない
ようにコンサルティングすることが我が社、エイチテックの
役目なのです。お客様の立場にたって、親身になって
問題解決することを常に思いながら日々取組んでいます。
土壌汚染の問題については、「臭いものには蓋をしろ!」
的な発想では後々大問題が起こりますので、早め早めに
対応し、企業の社会的責任をよくよく考える必要があると
思います。
もちろん我が社も社会的責任を充分果たさなければと
考えてます。